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Japan Boxing Federation
大会・競技会

2018 アジア大会

更新日: 2018年8月29日
各位
開催期間2018/08/242018/09/01
開催地インドネシア(ジャカルタ)

標記のことについて,下記のとおり,ご報告いたします。

1 試合期間  平成30年8月24日(金)~9月1日(土)

2 開催国名  インドネシア(ジャカルタ) 時差:日本-2時間

3 派遣選手団

役 職 氏 名 備  考
監 督  樋山  茂   AIBA3スターコーチ・JOCオリンピック強化スタッフ
ヘッドコーチ 高見 公明  AIBA3スターコーチ・JOCオリンピック強化スタッフ
コーチ 梅下 新介  AIBA3スターコーチ・
JOCオリンピック強化スタッフ
コーチ 山本 浩二 
 AIBA3スターコーチ・



JOCオリンピック強化スタッフ

コーチ 本  博国   
AIBA1スターコーチ・



JOCオリンピック強化スタッフ



階 級 氏 名 所 属
ライトフライ級
坪井 智也
自衛隊体育学校
田中 亮明
中京高校・教諭
バンタム


堤  駿斗
東洋大学
森坂  嵐
東京農業大学
成松 大介
自衛隊体育学校
ウェルター級 荒本 一成 日本大学
ミドル級 森脇 唯人 法政大学
女子フライ級





和田 まどか
福井県体育協会




4 試合結果


8月24日
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
F級 田中 亮明 WP

5-0

インド
L級 森坂  嵐 WP

0-5
トルクメニスタン

8月25日
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LF級 坪井 智也 WP

5-0
ブータン
B 級 堤  駿斗 WP

2-3
モンゴル
M 級 森脇 唯人 WP

2-3
タイ

8月26日
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
F 級 田中 亮明 WP

1-4
モンゴル
W 級 荒本 一成 WP

0-5
イラン
女子F級 和田 まどか WP

4ー1
スリランカ

8月27日
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LF級 坪井 智也 WP

2-3
カザフスタン
LW級 成松 大介 WP

5-0
インドネシア

8月28日
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LW級 成松 大介

※メダル確定
WP

4-0
イラク
女子LF級 和田まどか RSC

2R
北朝鮮


8月31日(準決勝)
階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LW級 成松 大介 WP

0-5
ウズベキスタン

   


成松選手は ライトウェルター級 銅メダルを獲得いたしました。



4 試合戦評

   8月24日

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
F級 田中 亮明 WP

5-0
インド
1ラウンド目

田中はラウンド開始からプレッシャーをかけ主導権を握ろうとする。相手は田中のプレッシャーと右リードに対し、思いっきりの良い右ストレートで対応する。ラウンド中盤、一進一退の攻防の中、相手は右ストレートを強打して来るが、田中は落ち着いて左ストレートのカウンターを打ち込むダウンを奪う。スピード、タイミング共に申し分のないパンチであった。ラウンド後半、田中の左右ストレート、右フックを有効に使い、有利に試合を進めた。田中のラウンドである。

2ラウンド目、

1ラウンド目同様に田中はラウンド開始からプレッシャーをかけ、完全に主導権を握る。相手は苦し紛れに右ストレートを振ってくるが、田中は臆することなく相手の出端に強気で左ストレート、右フックを打ち込んで相手を圧倒する。また、時おり見せる左右ボディアッパーは非常に有効であった。このラウンドも田中のラウンドである。

3ラウンド目

相手はラウンドを挽回しようと強引に左右ストレートを打ち込んでくる。田中は、相手の前進に対して、的確な右ストレートあるいは左ストレートのカウンターで相手を捉える。更なる相手のプレッシャーに対しても、リングを広く使い、田中は自分の距離を保ち続け、相手にボクシングをさせない。ラウンド終盤、お互い足を止めてパンチの応酬が見られたが、ここでも田中のパンチの質と的確さが相手を上回った。3ラウンドを通して、田中は常にプレッシャーをかけ、的確な左ストレートでラウンドを支配した。

結果は、田中の5-0のポイント勝ちであった。

戦評:梅下新介

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
L級 森坂 嵐 WP

0-5
トルクメニスタン
1R

お互いに様子を見る展開をとっていたが、徐々に森坂選手がプレスを掛けて行く。クリンヒットはないものの相手選手がロープを背にして打ち返したパンチがヒットする。

2R

森坂選手は、1R同様にプレスを掛けて行くが、なかなかクリンヒットできない展開。相手の疲労は見えているが、打ち合いをさけて逃げる。森坂選手の攻撃の後に右ストレートをヒットされ印象が悪い。

3R

森坂選手は、ガードを固めて攻撃を強めて行くが、相手選手は、下がりながらカウンターを狙ってくる展開。

森坂選手は、本来の動きができないままゴングが鳴る。終始攻めいた森坂選手であったが判定は、僅差でトルクメニスタンであった。

戦評:山本浩二

   8月25日

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LF級 坪井 智也 WP

5-0
ブータン
1ラウンド目

開始早々、両選手、後手ストレートを打ち合う。両者ともヒットしなかったが、緊張感ある立ち上がりであった。1分過ぎからは、坪井の右ストレート、左ボディアッパー、更には右ショーストレート、右アッパーが相手の顎及びボディを捉える。また、坪井は、相手の左ストレートも確実に外して、的確な右ストレートを相手の顔面にヒットさせた。完全にパンチを見切って1ラウンド目を終了した。

2ラウンド目

相手は坪井の左右のボディ打ちを警戒して前に出ることができない。坪井はここが勝負と相手をコーナー、ロープに詰めて上下左右のパンチを有効に使い、相手を圧倒する。スタンディングダウンかと思われたが、ゴングとなる。10-8で坪井2ラウンド。

3ラウンド

1、2ラウンド同様に、ラウンドを通じて坪井の的確な右ストレート、またタイミングと角度の良い右ボディアッパーが非常に有効であった。最後まで相手を圧倒してゴングを迎える。5-0のポイント勝ちであった。次戦は第3シードのカザフスタンの選手との対戦である。

戦評:梅下新介

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
B級 堤 駿斗 WP

2-3
モンゴル
1R

開始よりモンゴルの強引なまでの左右フックを冷静にかわし、リードを出して自分の距離からの右ストレートをヒットし主導権を取りこのラウンド堤選手。

2Rも同じ展開で堤選手のポイント。

3R前半にモンゴルの大ぶりの左ロングフックがインサイド気味に当たりスタンディングダウンをとられたが、その後は堤ペースの試合で勝ちを確信しましたがまさかの2対3でポイントで敗れました!相手のモンゴルもビックリして大喜びする位の判定でした。

とても納得の行かない判定で有り、日本チームとしても悔しい判定でした。

戦評:樋山 茂

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
M級 森脇 唯人 WP

2-3
タ イ
1R

開始よりリードを使って距離を取りながらペースを掴もうとするが、相手の強引なまでの突進に接近戦が多くなり本来の森脇選手の試合展開に持ち込めずはっきりとしたラウンドでは無く、どちらとも言えないラウンドになる。

2Rも同じ展開になり、なかなか森脇選手ペースが掴めず森脇選手のリードストレートかタイのアグレッシブなポイントか甲乙つけがたいラウンドになる。

3Rは、森脇選手のリードストレートーからの右ストレートが再三ヒットし、このラウンドは森脇選手のラウンド。

試合結果は2対3のポイント負けでした。

戦評:樋山 茂

   8月26日

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
F級 田中 亮明 WP

1-4
モンゴル
1R

開始は、お互いに相手の出方を見る展開となり、最初に仕掛けたのは相手選手。田中選手もすぐさま打ち返す。コーナーによったところで相手のストレートが田中選手の顔面にヒットする。この時受けたパンチで左目が霞んでしまう。

2R

ガードを固を固めて相手の攻撃後にストレートやフックを打ち返す展開で相手をコーナーへ追い込んでいく。ボディーもヒットし印象が良い。2Rが終わりセコンドが田中選手の目の具合いを確認し、腫れはなく、痛みと霞はあるが、本人のやる気を見て3R勝負した。

3R

ガードを固めて攻める田中選手に対して、クリンチしてしのぐ。中盤に、相手選手に対してファールを警告した。これで優勢に立ったと思ったが、判定は2者がモンゴル、1者が田中選手、2者が同点で惜しくも敗れた。しかし、最後まで攻撃をやめず勇士を貫いた田中選手の試合に大きく評価したい。

戦評:山本浩二

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
W級 荒本 一成 WP

0-5
イラン
1R

荒本は、左のリードパンチから様子を伺い、相手も荒本の出方を伺い、相手から仕掛けて来た、ワンツーで入って来た所、荒本の左ロングフックで引っ掛ける 後半も相手が出て来る所への左ストレート、僅かだがこのラウンド荒本か。

2R

このラウンド、相手からの攻撃が多く成り、接近戦に持ち込まれるケースが多く成る、しかし、離れた時は、左ストレート、ロングフックが当たるが印象的には、相手が出て仕掛けてるので相手のラウンドか。

3R

このラウンド勝負でしっかり取るよう指示、しかし、相手のペースで接近戦、ガードはしてるが、その上から相手のパンチの数が多く、やはり印象で相手のラウンドか、0ー5のWP負け。

戦評:高見公明

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
女子F級 和田まどか WP

4-1
スリランカ
1R開始より左リードからプレスをかけて前へ出る和田選手に対して、左に回りながらジャブを出して距離を取り右を打ち込むチャンスを見ているスリランカ選手。

最初にペースを握ったのは和田選手で、スリランカ選手の右ストレートが来る所に左にサイドステップしての左ストレートがヒットする。

スリランカ選手も焦って左右の連打で打ち合ってくるも、和田選手の左ストレートからの右ロングフックがヒットする。

同じ展開で進み和田選手のペースでゴングを迎える。このラウンド和田選手のラウンド。

2Rも、スリランカ選手が前へ出てくる所を和田選手がショートパンチでカウンターストレートや右ロングフックでとらえる展開になる。

中盤、スリランカ選手も必死に打ち合って来るが、和田選手の左に外しての左ストレートカウンター

がヒットし、なかなか攻めきれない。

後半打ち合いになるが、和田選手の方に印象のある打ち合いとなり後半も和田選手のペースでゴング。このラウンドも和田選手のポイント。

3R負けているのをセコンドから指摘され、開始と共に猛然と打ち合いを挑むスリランカ選手に対して和田も負けじと打ち合いに応じて乱打戦になる。

和田の返しの右フックを打った時に、スリランカの右ストレートが相打ちになり和田選手の顎が上り、その瞬間レフリーが和田にスタンディングカウントを与える。

タイミングだけなので効いていない和田選手は、試合再開の後冷静にリードで距離を取りながら左ストレートを叩き込み右ロングフックを打つ展開を作る。

一進一退の中、後半も打ち合いになるが最後にパンチを当てたのは和田選手。このラウンドは和田選手のクリーンヒットの数か、一回のダウンの印象か?

判定は29対28が4人、28対29が1人の4対1の和田選手のポイント勝ちでした。

次の準々決勝は、明日夜日本時間7時30分から45分頃にフィリピンを下して勝ち上がった女子強豪国北朝鮮選手と対戦。

戦評:樋山 茂

   8月27日

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LF級 坪井 智也 WP

2-3
カザフスタン

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LW級 成松 大介 WP

5-0
インドネシア
1ラウンド目、成松はオーソドックスタイルの相手に対し右ストレートで、様子を伺う。

相手は成松の攻撃に対し、右ストレートでカウンターをとろうとするが、成松のバックステップに阻まれ空をきる。

中盤辺りから、ボディーへの攻撃が繰り返しヒットし、あなたにに焦りがみられる。相手の苦し紛れの右ストレートをサイドによけて反撃するのがヒット。相手のパンチをほとんどもらわず終了。

2ラウンド目、1ラウンド同様な展開となるが、ビハインドを取り返そうと積極的に攻撃してくる相手に、成松は冷静に対応し、終了間際にはダウンと思われるヒットもスリップで処理された。このラウンドも確実に成松がポイントアウト。

3ラウンド目、着実にラウンドを消化したい成松は常に主体性を持ってラウンドを支配。このラウンドも、ほとんどパンチもらわず、カウンターを再三決めて終了した。

地元大声援に後押しされてミスジャッジしないか心配したが、5―0のポイント勝ちであった。

   8月28日

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LW級 成松 大介 WP

4-0
イラク
1ラウンド目、長いリードパンチで仕掛けてくる。時々、相討ちだったりして、そのパンチを受ける場面が数回あった。成松も相手のストレートに対しかぶせて打ったり、左右の強烈なボディーアッパーを放ったりするが、相手も成松のガードの上から強いパンチを打ったり、左右のボディーアッパーを打ったり一進一退の状態だったが、主導権を持ってラウンドを消化した成松が、やや有利。

2ラウンド目、踏み込んでからのワンツーで、度々相手の顎があがる。完全に支配してる内容で進んでいたが、偶然のバッティングにより頭部をカット。出血もひどくストップとなった。

2ラウンドまでのポイントで勝利を収めた。

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LF級 和田まどか RSC

2R
北朝鮮
1R

開始と共に両者リードからの主導権の取り合い。

最初に仕掛けて来たのは北朝鮮選手で、いきなりの右ストレートからのコンビネーション連打。

和田選手も、応戦するがどうしても後手に回る印象になる。

中盤になってやっと和田選手らしい、リードスジャブからの左ストレートカウンターをヒットさせるが、それでも前へ出て打ち合いに来る北朝鮮選手に和田選手も打ち合いを挑むが、パワーの差が出て押され気味の打ち合いになる。

後半両者押し合いになりレフリーからお互いにホールドの注意が入るが、それでも強引に押して来る北朝鮮選手になかなかペースが握れないままゴングを迎える。

このラウンド北朝鮮選手。

2R

開始と共に両者打ち合いになる。

和田選手も右フックで回して相手の動きを止めようとするが、手数や気迫で勝る北朝鮮選手に、少しづつベースを握られる。

和田選手が北朝鮮選手の頭突きが顎に当たりバランスを崩し膝つく。

レフリー見えておらず、スリップとして扱う。

ジャッジからベッドが顎に当たったと指示されるが聞いておらずそのまま続行。

中盤打ち合ったところで北朝鮮選手の右フックが僅かに早く当たり、和田選手にスタンディングカウントが入る。

ボックス後、打ち合いになるが何故かレフリーがストップしカウントを数える。

和田選手も、効いていないとアピールするがそのままカウント。

2回目のボックス後、打ち合いになったところでまた、スタンディングカウントが入りRSCを宣告され2RRSC負けになる。

和田選手は体重も余裕があるし、この階級ではパワー不足なのでもっと筋トレをして身体作りをしなければ世界では勝てないと感じました!

テクニックでは世界でもトップを狙える力を持っており、今後の内容の有るトレーニングと精進に期待したい!

戦評:樋山 茂

   8月31日(準決勝)

階級 氏名 試合結果 対戦相手国
LW級 成松 大介 WP

0-5
ウズベキスタン


ライトウェルター級サウスポー成松選手対世界選手権大会銀メダリストオーソドックスのウズベキスタン戦

頭頂部の裂傷にもめげず、1Rから積極的に体を振って前へ出てウズベキスタンにプレスをかけながら2人が成松のポイントをつける内容。

2Rウズベキスタンが前へ出てプレスをかけながら出て来たので少しウズベキスタン有利の展開。

3Rも両者打ち合いの展開が多く、一人が成松選手に10点をつけてくれるが、やはりウズベキスタンのプレスが強く成松選手もなかなかペースを作れなかった。

しかし、怪我で出場が危ぶまれる中JOC中島ドクターの治療の甲斐有っての出場は成松選手の勝ちたいと言う気持ちと日本ボクシングの為にも出て試合をすると言う強い意識の賜物であると感じた。

28が29が3人と善戦したと思う!

関係者はじめ応援して頂いた全ての方にお礼と感謝を申し上げたい。

戦評:樋山 茂



世界選手権銀メダリストのウズベキスタン選手と対戦。1ラウンドから、臆することなく、リードパンチから仕掛けていく。相討ちの時も、止めながら打って、やや有利。成松の強いボディーアッパーも度々ヒットし、相手の動きにブレーキがかかる。2人のジャッジが成松を支持した。

2ラウンド、前半迄は1ラウンド同様の展開するも、中盤以降に、相手の左を3~4回もらってしまう。終了間際に巻き返しを図るも、印象悪くこのラウンドはジャッジ5人が相手に付けた。

3ラウンド目、勝負を懸けて挑んだラウンドは、ゴング早々プレッシャーをかけ、相手のパンチもよくかわして攻撃した。ボディーが効いてきたのか、相手選手はクリンチが多くなり、時間を気にするようになってきた。このラウンドの打ち合い、ヒット数も成松と思われるも、1人のジャッジしか支持してもらえず、5ー0のポイント敗けとなった。

勝負には敗けたが、一昨日の大出血から、色々と手当てをして頂き、リングに上がれて、試合できた事に心から感謝申し上げます。

戦評:本 博国

5総合結果

銅メダル 成松大介
 自衛隊体育学校
以上
文責
事務局担当 及川雄太