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AIBA】生命線だったIOC分配金、辞退する他競技連盟も

2020-05-27 00:53:18

 今年8月に創設100周年を迎えるAIBA(国際ボクシング協会)は「未解決問題が山積みである」として、IOC(国際オリンピック委員会)から分配金を停止されており、それが財源不足に拍車をかけた状況です。しかし他のオリンピック競技ではウエイトリフティングやハンドボールのように、自発的に分配金を辞退した国際競技連盟もあります。先日は新たに、国際射撃スポーツ連盟が分配金の辞退を通知しました。
 分配金の停止後、東京オリンピックの運営からも除外されたAIBAですが、最も解決困難と言われた「十数億円の負債」については、ロシア・ボクシング連盟のウマル・クレムレフ書記長が「個人資産で肩代わりする条件として、東京オリンピックに関与する権利を戻してほしい」を提案し、話題を集めました。これはIOCに却下されたものの、その後、同書記長は、パキスタンの格闘技用品メーカーとの複数年契約などで、負債解決を検討していると発表しています。
 国際射撃スポーツ連盟は、ロシアの4大鉄鋼会社の代表でもあるウラジミール・リシン会長が財政を安定化させることで、自立した組織運営を目指しているようです。

来年は第21回世界選手権を主催するAIBA

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