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メダリスト特集】並木月海にとってのオリンピック

2022-03-13 17:42:08

 昨夏に東京オリンピックが開催され、北京冬季大会のパラリンピックも本日閉幕します。スポーツの関心が他さまざまなイベントにも移り変わる中で、改めてボクシングでメダルを獲得した日本代表にとって、東京オリンピックはどんな存在だったのか。今回テーマにさせて頂きました。

【並木月海】
女子フライ級・51kg級
銅メダル獲得(自衛隊体育学校)

 

――東京オリンピックの前後から、選手活動の大きく注目度が高まった印象でした。
「生活が大きく変わった感覚は今でもそんなにないんですよね。新型コロナの影響がなかったら、また違ったのかも知れないです。けど、イベントに参加させて頂く機会が増えたので、ボクシング界以外の方との交流が増えたのは感じます」

――そんな時、どんなことを話しますか?
「“こんなに小さいんだ”って驚かれることが多いですね。もっと大きいと思われてるのかな(笑)。中高生に向けた講演では“何事も楽しもう!”っていうメッセージを軸に話させて頂いています。何かに取り組んでいれば、壁にぶつかることもあります。でも、やると決めたことは“楽しもう!”って。ボクシングとの接点がほとんどない人と話すことが多いので、ボクシングに触れるきっかけづくりだとも、意識しながら参加させて頂いています」

 

――改めて、東京オリンピックを振り返ってどんな存在ですか?
「私は“オリンピックに出たいからボクシングをがんばる”っていうより“ボクシングで頂点を目指したら、そこにオリンピックがあった感じでした。この存在感は今も変わっていないです。終わった後も、他の今大会が終わった時と同じような感覚でしたけど、大会後に1ヶ月、完全なオフを取らせてもらったのは初めてでした」

 

――いつもはどれくらい休みますか?
「普段は長くて1週間…今回は“とにかく終わるまではがんばろう”って追い込んできたんで」

 

――基本的にボクシングを休みたくないですか?
「心のどこかには、もっと休んでいたいって気持ちもあります。でも、次の大きな目標が必ず現れる。今年にアジア競技大会が予定されていたので、去年も、そのためにまず全日本選手権に出ないといけない。そこで優勝するために準備をしていかないとって、気持ちが切り替わりました」

 

――テクニック面でオリンピックのデキをどう感じましたか?
「よかった点としては、やってきたことがハマったなって思いました。悪かった点というか、足りなかったのは“身長差”。“体格差”のカバーです。それでオリンピック以降は、フィジカル・トレーニングを軸に練習しています。昔からやっていること、新しく取り入れたこと。両方あります」

 

――新しくやっていることは、次のステージを目指してですか?
「どちらかというと、1つステージを下げて、基礎体力からつくり直しています。今までは持っているテクニックのための筋力強化でしたけど、本格的につくり直そうと思いました」

 

――今、持っている新しいテーマ、目標を教えてください。
「9月のアジア競技大会に向けてどうレベルアップさせていけるか。“理想のボクシングに自分の実力を近づける”というのが根本的な目標ですけど、せっかくオリンピックと世界選手権の両方でメダルを取れたので、アジア大会のメダルも取りたい気持ちがすごくあります。もちろん、金メダルです」

(並木月海)