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Japan Boxing Federation
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2019アジア選手権大会(4/20試合結果・戦評)

更新日: 2019年4月22日

標記のことにつきまして,下記のとおり試合戦評を小山田コーチ,伊田コーチよりいただきましたので,ご紹介いたします。

試合戦評(4/20)

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
49kg級
(男子)
長谷部 大地
(駒澤大学
WP
0-5
MIRZAKHMEDOV Nodirjon
(ウズベキスタン)
4/20 Afternoon Bリング2試合目

1R
相手はサウスポー。長谷部は開始から積極的にジャブ、右ストレートを放ち主導権を握る。相手はガードを固め前に出て来る。長谷部はジャブ、右ストレートで対応するが相手の前進にホールドで揉み合う場面があり、バランスが悪い。しかし、遠い距離から右ストレートをヒットした長谷部のラウンドか。
2R
相手は1Rより、ガードを固め、更にプレスを強めて前に出て来る。長谷部は足が動かず、相手を抱きかかえたり、バランスを崩す場面が増える。時折放つ右ストレートが相手の顔面を捉え顔を跳ね上げるが、次の攻撃に繋がらない。相手も長谷部の打ち終わりに右フック、左ボディを放ち反撃する。相手のラウンド。
3R
長谷部は、相変わらず前に出て来る相手に右ストレートを合わせるが、次の攻撃に転ずる事が出来ない。揉み合いバランスを崩す。相手はミドルレンジからショートレンジに持ち込もうと前に出てくる。長谷部は対応できず、揉み合いバランスを崩す。1、2R同様に長谷部の右ストレートが相手の顔面を捉え顔を跳ね上げるが、追撃出来ない。一進一退の展開が続く中、試合終了。
28-29、27-30、28-29、27-30、28-29の0-5WP負けであった。

経験が少ない中、良く頑張ったが、長谷部のポテンシャルをして物足りない内容であった。強豪国相手であったが、力の差はさほどない。この貴重な経験を今後に必ず生かしてもらいたい。

戦評 小山田

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
54kg級
(女子)
濱本 紗也
(日本大学)
WP
5-0
Rafhana Bte Rosli
(シンガポール)
4/20 Afternoon Aリング9試合目
1R
相手は右ファイタースタイルで果敢に攻めるも、リーチの長い濱本はジャブで突き放し、徐々にリズムを掴んでくる。
濱本はジャブを主体に立ち位置を変えて、左右のパンチをクリーンヒットさせるも、相手はヒットした直後に打ち返し、反撃のチャンスを狙っているように見える。中盤に濱本の強烈な右ストレートが相手の顔面を捉え、それ以降、完全に濱本ペースとなる。このラウンドは終始濱本優勢で、濱本は非常に良い立ち上がり見せた。2R
相手は焦っているのか開始早々闇雲に多彩なパンチを繰り出すが、濱本はブロッキング、スウェーバックでヒットを許さない。相手の単調なコンビネーションからタイミングを掴んだのか、相手の打ち終わりからの濱本のカウンターがクリーヒットとなり、再三のチャンスを迎えるも、その度にヘッドギアのトラブルで試合が中断し、ダウンのチャンスを幾度も逃した。ダウンこそ無いが、濱本優勢の一方的なラウンドとなる。3R
相手は濱本の的確なパンチをかなり浴びているにも関わらず、気力とスタミナは衰えることなくこのラウンドも、最初から手数を出してくる。しかし、濱本は落ち着いて全てのパンチを防御し、相手の空いている箇所に的確なパンチをヒットさせる。前のラウンド同様に再三のようにヘッドギアのトラブルがあり、試合が中断し、なかなかダウンを取ることができない。
濱本は、スピード、パワー、テクニックにおいて上回り、前後左右に動き、完全に主導権を支配している。このラウンドも濱本の一方的な優勢で終わる。結果
赤 青
28対29
27対30
25対30
27対30
26対30
青 濱本 5対0 のポイント勝ち初めての世界大会の初戦にも関わらず、臆することなく堂々と戦い、完全勝利を収めた素晴らしいボクサーである。
次戦も期待が出来る。次戦はMGL(モンゴル)戦評 伊田武志
階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
56kg級
(男子)
村田 昴
(自衛隊体育学校
WP
0-5
 BISHT Kavinder Singh
(インド)
4/20 Evening Aリング3試合目
1R
相手はオーソドックススタイル。ガードを固めプレッシャーを強める。村田はフットワークで自分の距離を保つ。相手も村田を研究しており、右フックからのコンビネーションを徹底してくる。時折、被弾してしまい、距離を詰められる。
村田も右ストレートから多彩な攻撃を仕掛けるが、相手ガードが固くクリーンヒットが奪えない。逆にロープを背負う場面が目立ち、印象が悪い。
2R
相手は1ラウンド同様、ガードを固め距離を詰めようとする。村田はテンポが良い。右ストレートを多様し、タイミング良い左ストレートが顔面を捉える。村田は踏込み鋭く、左右ストレートを狙う。だが、相手は下がらず、固いガードから村田の打ち終わりに、ストロングパンチを狙う展開が続く。
終盤、相手の右ストレートを前後左右のフットワークでミスを誘い、左ストレート、右フックを的確にヒットさせた。非常に採点の難しいラウンドとなった。
3R
開始から村田が素晴らしい動きを披露。相手との距離を見極め、右ストレートから左ストレート、左フック、右フックを度々ヒットさせる。相手は素早い動きに付いてこれない。ストロングパンチを狙う相手に渾身の左ストレートがジャストタイミングでヒットし、膝が落ちる。
最後まで、村田の積極性が目立つラウンドである。多彩な攻撃を駆使して完全に制した。ジャッジ5名全てが29対28で相手選手を支持した。戦評 梅下悟

 

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
64kg級
(男子)
成松 大介
(自衛隊体育学校)
WP2-3
カットの為
USMONOV BAKHODIR
(タジキスタン)
4/20 Evening Bリング8試合目
1R
立ち上がり、相手との駆引きから左ストレートボディーをヒットさせる。相手の攻撃をバックステップ、パーリングで見切った後、ツーフックで飛び込んだところで相手と頭をぶつけてしまう。左目じりをカットしてしまい、ドクターは試合続行不可能を指示。それまでのポイントは10-9の3-2で相手の手が上がり、成松は敗退。戦評 平野

 

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
75kg級
(男子)
森脇 唯人
(自衛隊体育学校)
WP
1-4
GHOSSON AHMAD
(シリア)
4/20 Evening Bリング11試合目
1R
相手はオーソドックススタイル。開始よりリーチで上回る森脇は、フットワーク、左ストレートを使って距離を取りながらペースを掴もうとする。相手ガードの隙間に鋭い左ストレートを放ち、ヒットさせる。森脇はリングを広く使い、的を絞らせない。相手は、より強引に距離を詰めようと突進し、強引にパンチを放つ。距離が合わずクリンチが増える展開でゴング。2R
序盤、森脇はフェイントを多用し、 左ストレート、アッパーなど角度に変化をつけながらコーナに詰める。自分の距離には絶対の自信を持つ森脇は強烈な右ストレートを上下に放ちヒットが続く。ただ、1ラウンド同様、粘り強く強引に距離を詰める相手と、もつれる場面が増える。3R
開始から相手は右フック、左フックで距離を詰めようと強引に仕掛ける。
森脇は冷静に対処できずに、距離感を失い、スリリングな打ち合いに応じてしまう。
両者最後の力を振り絞り前に出る。森脇は打ち勝つ場面が目立つが、打ち終わりにバランスを崩し、反撃を受けてしまう。
フットワークとストレートパンチを武器とした森脇の長所を消されてしまったラウンドになった。
27-30が4人相手
29-28で森脇
1-4WP負け戦評 梅下 悟

 

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
54kg級
(女子)
仲田 輪幸
(平成国際大学)
WP
0-5
KIM Hyang Mi
(北朝鮮)
4/20 Evening Bリング16試合目
1R
相手は長身のオーソドックススタイル。長い距離からジャズ、ワンツーを主体に攻撃をかけてくる。
仲田はゴングと同時にジャブをつきながら、前に出る。
オープニングから仲田のストレートがヒットし更に仲田が前に出るが、仲田のパンチのうち終わりを相手に狙われ、一進一退の攻防となる。
中盤、仲田の上下左右のコンビネーションに、相手がついていけず、焦りを感じたのか、相手の大降りが目立つようになった。仲田は大降りのパンチをかわし、上下左右のコンビネーションを当て、優勢に進める。2R
ゴングと同時に、前に出る仲田。足を使ってリングを大きく相手に、仲田の手数が止まらず、ロープにおし込み右ストレートがヒットした。その後、両者もつれ合いシーンが多くなるが、仲田は譲らない。うち終わりの際、バランスをくす。相手の大きなフックに合わせて、中に入る仲田のパンチがヒット。3R
仲田の勢いは止まらない。相手のストレートジャブをうけるが、それでも前に出る仲田。ガードを固め手数とコンビネーションは止まらない。ストレートがヒットすると、相手も小さくなり、疲労をみせてきた。更にそこからも、仲田のコンビネーションは止まらなかった。相手を嫌がらせるボクシングをした。世界選手権3位を相手に、一歩も引かない仲田は素晴らしい戦いをした。戦評 岡田

 

添付動画

4/20 Aリング(Afternoon 16:00~・Evening 20:00~)
4/20 Bリング(Session①16:00~・Session②20:00~)

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