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Japan Boxing Federation
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2019アジア選手権大会(4/21試合結果・戦評)

更新日: 2019年4月23日

標記のことにつきまして,下記のとおり試合戦評を梅下新介コーチ,伊田コーチ,梅下悟コーチ,平野コーチ,岡田コーチよりいただきましたので,ご紹介いたします。

階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
52kg級
(男子)
柏崎 刀翔
(福井県スポーツ協会
WP
5-0
KOOCHI ABDUL JABAR
(アフガニスタン)
4/21 Afternoon Aリング3試合目
1R
相手はガッチリとした体型で、オーソドックスのファイタータイプの選手である。柏崎はゴングと同時に、リング中央に柔らかいフットワークで出ていく。相手は柏崎の間合いを潰そうと強打で突進してくる。ラウンドファーストコンタクトは、相手の出鼻に放った柏崎の左ストレートであった。この一瞬で相手との距離を見切った柏崎は、左ストレート、同ボディーアッパーをヒットさせる。続く相手の反撃に対しても柏崎は冷静に防御、そして的確な右ストレート、左フック・アッパーを相手の顔面・ボディーへ打ち分け完全にラウンドを支配してゴング。柏崎のラウンド
2R
1ラウンド同様に試合は展開される中、相手の出鼻に打つ柏崎の左フックのカウンターは非常にタイミングが良い。相手も柏崎のパンチを警戒して頭と一緒に強打してくる。ここは柏崎が冷静にサイドに外して追撃をもらわない。柏崎は終始ラウンドを支配し、主導権を渡さない。そして、しっかりと相手のパンチと動きを見切った柏崎が、豊富なパンチで相手を打ち込み、確実にポイントを取ったところでゴング。(ラウンド中、相手は柏崎の顎をとらえたパンチで2回マウスピースを吐き出す反則により、減点される)柏崎のラウンド
3R
最終ラウンド、相手はポイントを挽回しようと捨て身の攻撃で頭をつけて戦おうとする。しかし、柏崎は前後左右に動き、相手に的を絞らせない。柏崎は、ゴングを聞くまで集中を切らすことなく、左ストート、左フック、右フック気味の右ストレートを中心にヒットを重ねていった。柏崎のラウンドこの試合は柏崎の理想とする冷静に、かつ、大胆に試合を展開し、足を止めることなく、的確なパンチを打ち続けることができた最高の内容であった。
【3者30-24、30-25、30-24で柏崎のunanimous decisionのポイント勝ち】明日、準々決勝、フィリピン選手と対戦。戦評 梅下 新介
階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
69kg級
(男子)
岡澤 セオン
(鹿児島県体育協会)
WP
5-0
AMIRI HUSSAIB
(アフガニスタン)
4/21 Afternoon Aリング5試合目
1R
サウスポースタイル同士の対戦。
開始からフットワークで距離を計り、右ジャブで相手と駆け引きを続ける。相手はロングレンジからパンチを繰り出すが、岡澤の距離感が優れ、フットワークで外し、左右ストレートで反撃し、顔面を捉える。
中盤、岡澤は右ストレートでプレッシャーをかけ、突進してくる相手に左ストレートカウンターをヒット。すぐにフットワークを生かすことで反撃を受けない。完全に主導権を岡澤。2R
岡澤が仕掛ける。右ストレートから左ストレート、左アッパーとロングレンジから打ち分け、確実にヒット数を増やす。リズムも良く相手に何もさせない。相手はロープに詰めようとするが、岡澤はリングを広く使い被弾しない。3R
相手はストロングパンチを狙い、プレッシャーを強める。しかし、ここでも岡澤はフットワークと右ストーレート、右フックで相手の動きを止める。そして、止まったところに左右ストレートからの右フックが顔面を捉える。
終盤、ロープに詰められる場面もあったが、慌てないクリンチワークで相手に何もさせない。
最後までフットワークとメリハリの効いた、ボクシングを披露しゴング。30-27が3名 30-26 30-25 5-0勝ちメダルをかけた準々決勝、ヨルダンと対戦。戦評 梅下 悟
階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
51kg級
(女子)
晝田 瑞希
(自衛隊体育学校)
WP
1-4
NGUYEN THI TAM
(ベトナム)
4/21 Afternoon Aリング13試合目
1R
相手はサウスポーのボクサータイプ。過去に対戦経験がある選手同士で、お互い、硬い立ち上がり。ジャブのつきあいで、なかなか踏み込めない時間が続く。
お互い、ジャブ、ワンツーのロングなパンチを単発で繰り返し、膠着状態のままラウンドは終了する。2R
晝田はセコンドの指示に覚悟が決まったのか、体がほぐれ、躍動感もあり、攻撃スタイルに切り替わる。
長い距離では、晝田のワンツーフックがヒットし、晝田は前に出るが、相手のクリンチワークが上手く追撃を許さない。クリンチワークから形勢をコントロールされ、大きな被弾はしていないが、見た目に主導権を相手が握っているような印象を受ける。3R
晝田は更にリズムに乗り、前後のフットワークからの攻撃がヒットする。しかし、相手のロングフックのリターンをもらい印象が悪い。晝田のストレートも再三ヒットするも、直後に相手のパンチを許してしまうので決定打に繋がらない。結果
30対27
29対28
30対27
28対29
29対28
4対1 のポイント負け3ラウンド通じて、ほとんど差がない、非常に拮抗した戦いであった。惜しくも負けとなったが、晝田は世界に通用する素晴らしい選手であることは証明された試合内容であった。今後の活躍に期待をしたい。戦評 伊田武志
階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
60kg級
(男子)
森坂 嵐
(東京農業大学)
WP
1-4
IMANKULIYEV Hursand
(トルクメニスタン)
4/21 Evening Bリング4試合目
1R
序盤、森坂は左ジャブを突きながら相手との駆引きに出る。相手はプレッシャーを強め前に出てくるが、森坂は左右のフックで合わせにいく五分の展開となる。ラスト30秒、前に出たいところであったが、相手の手数に圧されてしまう。2R
森坂は挽回するため一気にテンポを上げ、ワンツー、右の被せ、ワンツーフックで完全に相手を捕まえ始める。相手は疲れを見せ始めペースが落ちていくところに、森坂は更にプレスを強め左右のフックで相手を効かせる。森坂のラウンド。3R
3R勝負となった森坂は、相手の攻撃をブロックしながら、ワンツー、ワンツーフックで前に出る。ラウンド中盤、左フックのカウンターを効かせる、相手をロープに詰め連打を打ち込むなどの攻撃で文句無しの動きでラウンドを終えた。
しかし結果は非常に厳しく、結果は4-1(29-28が3人、28-29、30-27)のポイントで敗退となってしまった。戦評 平野
階級 氏 名 試合結果 対戦相手国
60kg級
(女子)
柳井 妃奈実
(近畿大学)
WP
0-5
WU Shinh-Yi
(台湾)
4/21 Evening Aリング7試合目
1R
長身の相手に、ジャブを散らすが、距離が合わず、空振る柳井。相手の距離で、リズムは相手に。防御するも、全体的に固く、手数が少ない柳井。2R
徐々に、柔らかさが出てき、上体を振れるようになってきた。相手のパンチを交わして、攻撃するが、相手のペースは崩せない。終盤、柳井の強いパンチがヒットし、効いたかにも見えたが、柳井の手数が足りない。3Rに期待をする。3R
流れが変わらず、相手のペース。柳井の手数もなく、相手のストレートがヒット。上体を振り相手のペースを崩したいとこだが、崩せずそのまま進んだ。戦評 岡田

添付動画

4/21 Aリング(Afternoon 16:00~・Evening 20:30~)
4/21 Bリング(Afternoon 16:00~・Evening 20:30~)

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