カナダチームが活躍した米大陸選手権
国際オリンピック委員会(IOC)の公認団体資格が取り消された国際ボクシング協会(IBA)から、カナダの国内競技連盟『ボクシング・カナダ』の脱退決定が新たに報じられました。脱退は同国連盟の理事会で全会一致で可決し、発足されて間もない国際競技団体『ワールドボクシング』への移転加盟がおこなわれるとのことです。現在、『ワールドボクシング』は米国、英国、オランダ、ニュージーランド、オーストラリアから承認されており、アルゼンチン、ブラジル、スイス、アイルランドの承認を待っている段階とされています。
カナダは今月2日から9日までカリ市(コロンビア国内)で開かれた米大陸選手権で、男女のエリート部門(19歳以上)で最多の金メダル4個を獲得しました。ここでは世界有数の強豪国キューバのみならず、米国、アルゼンチン、ブラジル等が、IBA傘下の大会であるために不参加でした。