標記の件,本年10月にロシアで開催される世界ボクシング選手権大会(女子)について,開催国はロシアで決定していますが,AIBA(国際ボクシング協会)より,実施要項が届いておりません。また,現段階では,東京オリンピックの予選を兼ねるかどうかは未定となっております。
しかしながら,通常,世界ボクシング選手権大会(女子)は,ライトフライ級(48Kg),フライ級(51Kg),バンタム級(54Kg),フェザー級(57Kg),ライト級(60Kg),ライトウェルター級(64Kg),ウェルター級(69Kg),ミドル級(75Kg)の8階級で実施されております。
従いまして,バンタム級(54Kg),フェザー級(57Kg),ライトウェルター級(64Kg),ウェルター級(69Kg),ミドル級(75Kg)については選考会を実施せず,昨年度の全日本選手権大会優勝者を代表候補者といたしました。(代表ではなく,7階級の全日本優勝者を世界選手権大会の代表候補者としましたのは,選考会と同期間に実施いたします令和元年全日本シニア強化合宿での内容,アジア選手権大会及び国際トーナメントの結果を踏まえ,派遣の有無も含めて代表を決定していく旨を申し添えいたします。)
また,ライトフライ級(48Kg),フライ級(51Kg),ライト級(60Kg)については,選考候補者の力が拮抗しているため,選考基準の規定に則った選手による選考会を実施し,代表候補者を決定することとしました。(選考会終了後,代表選手を派遣の有無も含めて決定する。)
なお,本選考会実施は,強化委員会(女子エリート担当)を中心に,強化委員会及びAIBA国際ボクシング協会セコンド資格保持者の意見を参考に決定いたしました。
つきましては,ライトフライ級(48Kg),フライ級(51Kg),ライト級(60Kg)の選考会実施について,下記の通りご報告いたします。
記
1 会 場:味の素ナショナルトレーニングセンターボクシング場
関係者(セカンド3名)以外の入場はできません。
2 日 程
日 付 | 健診・計量 | 競技日程 | ||||
07/04(木) | 15:00 | 開会式 | NTC ボクシング場 |
|||
07/05(金) | 8:00~9:00 | 健診・計量 | NTC ボクシング場 |
18:00~ | 選考初日 (3分3R) |
NTC ボクシング場 |
07/06(土) | 8:00~9:00 | 健診・計量 | NTC ボクシング場 |
15:00~ | 選考2日目 (3分3R) |
NTC ボクシング場 |
07/07(日) | 8:00~9:00 | 健診・計量 | NTC ボクシング場 |
13:00~ 競技終了後 |
選考最終日 (3分3R) 選考委員会 |
NTC ボクシング場 |
3 選手選考基準:
① 全日本女子ボクシング選手権大会 優勝者
② 世界女子ボクシング選手権大会 メダリスト
③ 世界ボクシングユース選手権大会 メダリスト
④ 2019アジアボクシング選手権大会 出場者
⑤ 2019年国際トーナメント 日本代表選出者
⑥ 昨年度 国民体育大会ボクシング競技 優勝者
4 選手:
【ライトフライ級(48Kg)選考会】
第17回全日本選手権大会のライトフライ級(48Kg)とフライ級(51Kg)の上位選手2名による選考会を実施し代表を決定する。
(選考会出場者)
・仲田 輪幸(平成国際大学)
第17回全日本選手権大会 ライトフライ級(48Kg)2位
2019アジア選手権大会出場 ライトフライ級(48Kg)代表
・和田まどか(福井県スポーツ協会)
2018 AIBA世界女子選手権大会 ライトフライ級(48Kg)銅メダル獲得
【フライ級(51Kg)選考会】
第17回全日本選手権大会のフライ級(51Kg)上位選手4名による選考会を実施し代表を決定する。
(選考会出場者)
・晝田 瑞希(自衛隊体育学校)
第17回全日本選手権大会 フライ級(51Kg)優勝
2019アジア選手権大会 フライ級(51Kg)代表
・河野 沙捺(渡辺熔接所)
第73回国民体育大会 フライ級(51Kg)優勝
・並木 月海(自衛隊体育学校)
2018カザフスタン大統領杯プレジデントカップ フライ級(51Kg)金メダル獲得
2018 AIBA世界女子選手権大会 フライ級(51Kg)銅メダル獲得
2019コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント フライ級(51Kg)金メダル獲得
・木下 鈴花(日本体育大学)
2018 ASBCアジアユース選手権大会 フライ級(51Kg)銅メダル獲得
【バンタム級(54Kg)代表候補者】
・濱本 紗也(日本大学)
第17回全日本選手権大会 バンタム級(54Kg)優勝
2019アジア選手権大会 バンタム級(54Kg)代表
【フェザー級(57Kg)代表候補者】
・入江 聖奈(日本体育大学)
第17回全日本選手権大会 フェザー級(57Kg)優勝
2018 AIBA世界ユース選手権大会 フェザー級(57Kg)銅メダル獲得
2018 ASBCアジアユース選手権大会 フェザー級(57Kg)銅メダル獲得
2019アジア選手権大会 フェザー級(57Kg)代表
2019コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメントフェザー級(57Kg)銅メダル獲得
【ライト級(60Kg)選考会】
第17回全日本選手権大会のライト級(60Kg)とフェザー級(57Kg)の上位選手2名による選考会を実施し代表候補者を決定する。
(選考会出場者)
・桺井 妃奈美(近畿大学)
第17回全日本選手権大会 ライト級(60Kg)優勝
2019アジア選手権大会 ライト級(60Kg)代表
・釘宮 智子(警視庁)
第17回全日本選手権大会 フェザー級(57Kg)3位
2019コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント ライト級(60Kg)銅メダル獲得
【ライトウェルター級(64Kg)代表候補者】
・田口 綾華(関西学院大学)
第17回全日本選手権大会 ライトウェルター級(64Kg)優勝
2019アジア選手権大会 ライトウェルター級(64Kg)代表
【ウェルター級(69Kg)代表候補者】
・菊池 真琴(フリーランス)
第17回全日本選手権大会 ウェルター級(69Kg)優勝
2019アジア選手権大会 ウェルター級(69Kg)代表
【ミドル級(75Kg)代表候補者】
・大谷 美結(神奈川県県警)
第17回全日本選手権大会 ミドル級(75Kg)優勝
2019コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメントミドル級(75Kg)銅メダル獲得
以 上