奈良県が意地とプライドの3年ぶりV
茨城県城里町にある水戸桜ノ牧高校常北校では、今月4日から7日にかけて第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)のボクシング競技が行われ、奈良県が男女総合優勝で「天皇杯」、静岡県が女子優勝で「皇后杯」を獲得しました。
「天皇陛下御即位記念」とされた今大会。出場選手個々の成績を得点化した総合成績では、準決勝を前に、奈良県と広島県のトップ争いの構図が強まりました。そして準決勝で奈良県が5戦5勝で、広島県が3勝3敗。女子でも得点を得ていた広島が決勝で踏ん張ってさらに接戦となりましたが、最後は1点差で、下記の順位となりました。
【天皇杯・上位】
1位:奈良県(55.5点)
2位:広島県(54.5点)
3位:千葉県(47.5点)
4位:静岡県(46.0点)
5位:東京都(44.5点)
6位:大阪府(41.0点)
7位:埼玉県(36.5点)
7位:神奈川(36.5点)
【皇后杯・上位】
1位:静岡県(18.0点)
2位:福井県(17.0点)
3位:埼玉県(15.5点)
3位:広島県(15.5点)
5位:秋田県(12.5点)
5位:茨城県(12.5点)
5位:兵庫県(12.5点)
5位:熊本県(12.5点)
奈良で少年チームの監督を務めた1984年ロス・オリンピック代表の高見公明氏は、「年号が令和に代わって政権も代わっても、ウチらは一番強いと証明するぞという決意を大会前にチームで確認した」と振り返りました。来年度は鹿児島県阿久根市で行われます。(個人成績に関するニュース)
閉会式の様子
熱戦を繰り広げた出場選手たち