全国高校選抜大会、関東大学リーグ戦など、ボクシング界の恒例イベントに中止を選ばせてきた新型コロナウイルスの感染拡大問題が、次に開催を危ぶせる主要イベントはインターハイ(全国総合体育大会)です。
元々、今年度のインターハイは、東京オリンピック開催に伴い、当初予定されていた北関東4県ではなく、東北から九州の21府県に分散させた開催が模索され、特に開催経費において大きな課題が生じていました。(関連情報)(SNS)
新たな問題は新型コロナの影響で、様々な競技で予選中止が相次いでいることです。インターハイを主催する全国高等学校体育連盟は、今年度大会の開催可否を5月25日の理事会で決める予定でしたが、感染拡大が加速化し、緊急事態宣言も発令されているため、4月中には臨時理事会で決定するとのことです。
ボクシング競技におけるインターハイは、昨年、宮崎県の宮崎市総合体育館で行われ、興国高校が8年ぶり、4度目の総合優勝を果たしました。今年は岩手県の釜石市民ホールTETTOで、8月17日から22日まで行われる予定です。
昨年度大会のライトフライ級決勝(吉良大弥vs高見亨介)