調印式に臨んだ
モンゴル・韓国の両ボクシング会長
新型コロナウイルス禍において、世界中が発展的な行動を取れていないわけではありません。近隣のモンゴルと韓国では、ボクシングチームの競技力を相乗効果で向上させることを目的に、2年間の協力協定を結ぶ調印式が、今月上旬、モンゴルの首都ウランバートルで結ばれました。
韓国には日本が1960年ローマ・オリンピックで史上初のボクシング・メダル(フライ級・田辺清)を獲得する以前から、複数のメダル獲得実績がありました。モンゴルも2008年北京オリンピックで同国スポーツ史上初の金メダルをボクシングで獲得することで軌道に乗り、安定的な成績を収めてきました。
しかし今年3月、ヨルダン開催された東京オリンピックのアジア・オセアニア予選では、韓国が女子2選手、モンゴルが男子1選手の通過にとどまり、以前ほどの快進撃は示せませんでした。
日本にも、両国とは合同練習を何度も行ってきた歴史があります。
[ モンゴルの予選通過選手 ]
男子63kg級 チンゾリグ・バタルスク選手
[ 韓国の予選通過選手 ]
女子57kg級 イム・エジ選手
女子60kg級 オ・ヨンジ選手
来日時のチンゾリグ選手