先月末で終了したヨーロッパ・ボクシング連盟による『シャドーボクシング・チャレンジ』に続き、インドのローカル協会が、すべての外国人も対象に行ってきた『シャドーボクシングチャレンジ』が、6月5日で終了しようとしています。この企画には、ボクシングの国際舞台でも長く活動してきたインドの重鎮役員も参加し、すでに動画が投稿されました。
「80歳以上」の最年長カテゴリーとなったキシェン・ナルシ氏は、1962年に国内の大学選手権を制し、選手引退後も国際審判などから、2019年のアジアユース選手権の技術顧問を務めるなど、長きにわたってこの競技に携わってきました。(シャドー投稿動画)
5月21日に始まったこの『シャドーボクシング・チャレンジ』は、「フットワークとディフェンスを織り交ぜること」を条件とした30秒間のシャドーボクシング動画をSNSに発信する際、年齢や滞在地域を分かりやすくし、以下のハッシュタグをつけることで運営側が確認する方式となっています。
#IOSBC2020 #IndiaOpenShadowboxingChallenge #AABA
新型コロナウイルス感染拡大による世界的な練習規制の中、この他にも世界各地で様々なシャドーボクシングがSNSで発信され、 自粛によって生じるフラストレーションにささやかな安らぎや競技者同士の共鳴、団結心を呼んでいます。
益々盛んなナルシ氏