1956年のメルボルン・オリンピックでヘビー級(81kg超級)の金メダルを獲得したピート・ラデマッハーさん(91歳=米国)が、6月4日、オハイオ州の老人福祉施設で亡くなりました。ラデマッハーさんは金メダル獲得の翌年、プロボクシングに転向して、世界ヘビー級王座にも挑戦しましたが、プロでは無冠のまま、1962年に15勝(8KO)7敗1分の通算成績で引退しました。
メルボルン・オリンピックには、日本からもフライ級・米倉健治(写真=明治大学)、フェザー級・鈴木信一朗(明治大学)、ライト級・石丸利人(ハワイ大学)が出場し、米倉と鈴木は、あと1勝で日本人初の表彰台を逃しました。
5月30日には、1964年東京オリンピックのライトミドル級・銅メダリストであるヨゼフ・グルゼシアクさん(79歳=ポーランド)の訃報も伝えられています。
ヨネクラジム会長時代の米倉氏
ジムは閉鎖したが今もご存命