来日時のマクラッケン監督
イギリスのボクシング代表メンバーである12名は、国立スポーツ研究所での合宿を、ソーシャル・ディスタンスに関する厳しいガイドラインに基づいて6月8日から実施すると発表しました。
2012年ロンドン・オリンピックのボクシング会場も新型コロナウイルス感染者の治療施設に用いていた英国では、今回の合宿でランニング、筋力トレーニング、コンディショニング、サンドバッグ打ちやシャドーボクシングなどの「非接触セッション」を1日3度行う一方で、ミット打ちやスパーリングを行わないルールが守られます。
ロンドンでは3月16日に東京オリンピックのヨーロッパ予選が中断され、その1週間後に全国的な都市封鎖が実施されました。以来、この国のボクシングチームが集まるのは今回が久々だそうで、かつて同チームでアンソニー・ジョシュア選手(ロンドン五輪男子スーパーヘビー級・金メダリスト)らの指導にも携わってきたロブ・マクラッケン監督は、良質な「自宅トレーニング」を成功させた選手やスタッフの努力を称え、東京オリンピックへの準備にも自信を示しました。
2014年、NTCでは日英合同合宿も行われました