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AIBA会長選】12月中旬に「オンライン選挙」で正式決定

2020-09-30 23:23:38

ムスタザン暫定会長とガフール前会長

 

 世界のボクシング連盟の統括組織である国際ボクシング協会(AIBA)は、9月30日、12月12日と13日に計画してきた会長選挙を、新型コロナウイルス禍における現実的な手段として、オンラインで開催することを正式決定しました。AIBAでは18ヶ月前から会長不在の状況にあり、モロッコ人のモハメド・ムスタザン氏が暫定的に会長職を担っています。
 現在までに立候補を表明しているのはアゼルバイジャンのスレイマン・ミカイロフ氏とドミニカのドミンゴ・ソラーノ氏ですが、以前から最有力視されてきたロシアボクシング連盟・書記長のウマル・クレムレフ氏と、AIBAが運営していたプロボクシング・リーグ『WSB(ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング)』の運営に重要だった中国のウー・ディー氏が立候補すると言われています。

 会長選出後にAIBAが解決しなければならない課題には「約17億円の負債」があり、これを「個人資産から肩代わりするのでオリンピックへのAIBAの関与を再び認めて欲しい」と希望したのがクレムレフ氏でした。この希望はIOCには認められませんでしたが、以後、クレムレフ氏はAIBAで大きな存在感を示す一方、IOCから麻薬密売疑惑を指摘されて退いたガフール・ラヒモフ前会長の後継者として色濃いことに、反発の声も少なくありません。

 締め切りは11月2日になります。

(今も世界選手権などを主催する重要組織のAIBA)

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