日本とも親交の多い中華台北女子
中華台北(台湾)では、大学の関連機関に属す男女のアスリートを対象とした『第50回全国大専校院大会』のボクシング競技が、10月29日から11月3日まで行われ、日本人との対戦歴も多い東京オリンピック出場確定選手たちがそろって優勝しました。
台北市カップ国際トーナメントの開催などによって、この約10年間、中華台北のボクシング界は、特に女子競技で強化が実を結んでおり、今年3月の東京オリンピック予選でも、女子5階級のうち4階級の選手が本戦の切符をつかんでいます。
2018年世界選手権の54kg級で金メダルを獲得し、57kg級で東京オリンピック予選を1位通過したリン・ユーティン選手(文化大学)は、そのエース格であり、同予選で2位通過となった入江聖奈(日本体育大学)にとっても最大のライバルです。
中華台北のオリンピック確定メンバーは、今回の大会にそれぞれ本来より1階級上で出場し、優勝しました。各級の優勝者は次の通りです。
【男子】
49kg:PAN XI-SHIN
52kg:TU PO-WEI
56kg:CHEN PO-YI
60kg:LIN YU-JUN
64kg:HSIEH KAI-YU
69kg:LO JIAN-SHIANG
75kg:WANG YOU-CHIH
81kg:GAN JIA-WEI
91kg:HO SHAO-HUI
91+kg:LO CHIEN-HSUAN
【女子】
48kg:LIN PEI-FANG
51kg:WANG JING-XIN
54kg:HUANG XIAO-WEN
57kg:TAO YING-YU
60kg:LIN YU-TING
64kg:WU SHIH-YI
69kg:試合なし
75kg:CHEN NIEN-CHIN