AIBA(国際ボクシング協会)では、世界各国の質問や意見を大陸ごとに吸いあげる『AIBAフォーラム』のアフリカ版を、2月7日にオンラインで開催することを発表しました。フォーラムの発案者でもあるウマル・クレムレフ現AIBA会長は、東アフリカのケニアを訪問し、そこから会議に参加する予定とのことです。
AIBAフォーラムは昨年から始まり、アメリカ大陸、オセアニア、アジアで開かれましたが、新型コロナウイルス問題によってヨーロッパとアフリカでの開催は見送られました。
アメリカ大陸では「小さな島国では国際大会に出場する予算が少ない」などの意見が出され、オセアニアでは「オリンピック予選をアジアと一緒に行われるほど競技レベルが発展していない」などの意見が出されました。
アフリカ・ボクシング連盟のモハメド・ムスタザン会長は「アフリカではこうしたオープンな対話を今までに行なったことがありませんでした。この大陸の環境や生活の困難を会長自身が見ることで、AIBAがこれを一緒に解決すると信じている」と期待を寄せました。