ドイツで50年以上の歴史を持つケルン・ワールドカップ（旧称・ケミストリーカップ）の2021年大会が現地時間3月11日から13日まで開催されます。
1970年に第1回が行われたケミストリーカップでは「モハメド・アリの戦わないライバル」として知られたテオフィロ・ステベンソン選手（オリンピック3回優勝）を始め、ヘンリー・マスケ選手（オリンピック＆世界選手権・金メダリスト）やダリウス・ミハエルゾウスキー選手（WBO世界ライトヘビー級王座23度防衛）といった往年のドイツ人名ボクサー、カザフスタン初のプロボクシング世界王者でもあるワシリー・ジロフ選手（アトランタ・オリンピック金メダリスト）らにも優勝の記録があります。
今大会には男子69選手、女子30選手がエントリー。世界選手権やオリンピックでメダルを獲得した現役トップクラスたちもおり、「小さな世界選手権」とも呼ばれるのにふさわしい充実度を維持しているようです。
