プロボクシングでは日本人との対戦経験も多かった香港の人気ボクサー、レックス・チョー選手(香港)は、世界最終予選の中止で東京オリンピックのチャンスを逃した以後も、2024年パリ・オリンピックに再挑戦する意思があることを、地元のイベント内でコメントしました。
レックス選手はWBOアジア・パシフィック王座などのプロボクシング王座を多く獲得し、22戦全勝で世界1位にランキングされていましたが、香港のオリンピック・チームに戻って、2020年東京オリンピックを目指すことを発表。昨年3月のアジア・オセアニア予選では2回戦、敗者復活戦でも敗れ、世界予選のラスト・チャンスに賭けていました。
現在33歳のレックス選手は「今、公言するのは時期尚早ですが、オリンピックは常に私の最優先事項です。体力やその他の条件が満たされれば、最大の夢に再挑戦するかも知れない」とコメント。香港のボクシング代表がオリンピックに出場した場合、1964年の東京大会以来となります。
(レックス・チョー選手)