先月、ポーランドで開かれた世界ユース選手権の11日の競技で第3ラウンドにKO負け後、26日に死亡した男子81kg級のヨルダン代表、ラッシュド・アルスワイサットについて、主催のAIBA(国際ボクシング協会)は、今月初めに独立した調査を委託することを発表。スイスの大学病院関係者が務めることになりました。
この死亡に関しては、それ以前からヨルダンのオリンピック委員会より、AIBA、地元の運営委員会、ヨルダン・ボクシング連盟に情報を求められていました。
AIBAのウマル・クレムレフ会長は「ボクシングは安全面で大きく進歩しているため、このようなケガが非常に稀である」と改めて強調しつつも、「今回の悲劇から可能な限り、確実性のある教訓を学びたい」と決意を示しました。