東京オリンピックでの引退を
表明しているメアリーコム選手
男女両方のエリート(19歳以上)を対象としたアジア選手権は、ドバイ(UAE)の現地時間24日から競技が開始されます。ルール会議・抽選会後の開会式では、世界選手権で6度優勝の実績を持つマングテ・メアリーコム選手(インド)らが、選手宣誓を読み上げました。
アジア選手権は1963年にタイの首都バンコクで第1回大会が開かれ、その際は日本とパキスタンが最高成績を収めました。日本は1975年の横浜大会でも6個の金メダルを獲得してベストチームになっています。
1992年の第16回大会までは韓国がベストチームの常連でしたが、1994年以降はソビエト連邦の解体で独立したウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、トルクメニスタンが加わり、新たな群雄割拠の時代を迎えました。オリンピックでの金メダル獲得で国民的英雄となったゾウ・シミン選手(中国)やソムラック・カムシン選手(タイ)らにも、この大会での優勝実績があります。
(開会式のYouTube中継)
Photo:Margit Kincses