モンゴル勢が全勝発信
(Photo:Margit Kincses)
男女のエリート(19歳以上)を対象としたアジア選手権は、アラブ首長国連邦のドバイで現地時間24日から競技が始まりました。
新型コロナウイルスのパンデミックが依然続く中、今大会には17か国の男子103選手・女子47選手が出場にいたっています。
各階級の出場選手数は次のとおりで、金メダルに10000米国ドル、銀メダルに5000米国ドル、銅メダルに2500米国ドルの賞金がそれぞれにかかります。
男子52kg級:11名
男子56kg級:10名
男子60kg級:13名
男子64kg級:12名
男子69kg級:9名
男子75kg級:12名
男子81kg級:9名
男子91kg級:9名
男子+91kg級:9名
女子48kg級:5名
女子51kg級:6名
女子54kg級:5名
女子57kg級:6名
女子60kg級:7名
女子64kg級:4名
女子69kg級:3名
女子75kg級:4名
女子81kg級:3名
女子+81kg級:4名
競技初日は23試合が行われ、モンゴル勢が3戦全勝の好スタートを切った他、タジキスタンも3勝、イランが4勝。ボクシングへの情熱を近年強く注いでいるアフガニスタンがタジキスタンやフィリピンの選手を破るなど、興味深い結果が見られました。
アジア選手権の常連であり、世界選手権3位の実績を持つシバ・タパ選手(インド)は、これまでより大きく体重を上げて男子64kg級でエントリーし、初戦を突破しました。
日本は当初の開催予定国だったインドで、コロナ被害が深刻であったため、今大会への参加は見送りました。代表メンバーは、隔離合宿先の「Sport & Do Resort リソルの森」(千葉県)にて、熱心にオンライン配信を観ているとのことで、「日本では深夜の中継だけど、ライバル選手が気になって眠れません」とは、男子69kg級でオリンピック出場が内定している岡澤セオン(INSPA)のコメントです。