ロシアの首都モスクワで開催されてきた『第58回世界軍人選手権』は今月25日にトーナメント決勝戦を迎えました。36か国から男子10階級、女子5階級の合計231選手が出場したこの大会で、国別ではロシアが金7・銀4・銅4を獲得して総合1位。カザフスタンとウズベキスタンが金3・銀1・銅3を獲得して同率の2位でした。
女子60kg級では、東京オリンピックの銀メダリストであるベアトリス・フェレイラ選手(ブラジル)が優勝。「この大会で国家代表として使命を果せたことは名誉です」とコメントし、大会の機会に感謝の意を示しました。
CISM(国際ミリタリースポーツ評議会)のエルヴェ・ピッチリージョ大佐は、「スポーツを通じた友情はCISMの単なるモットーではなく、世界の平和と安全のために、我々が携わる方法を考える一環です」と述べ、今後も ボクシング界との生産的な連携が続くことに期待しました。
決勝戦の様子(AIBA中継)