FISU主催・格闘技大学ワールドカップでのウクライナ・ボクシングチーム
IBA(国際ボクシング協会)が9月23日の理事会で、ウクライナ国籍の選手に関し、国家代表としての出場資格を停止することを決定したため、今月4日までイタリアで開催されているヨーロッパ・ジュニア選手権に出場中だった同国の代表数名は、途中ボイコットを選びました。
ウクライナ・ボクシング連盟の関係者は、資格停止の「法的根拠」を強く求めており、この話題は同国の首都キーウのビタリ・クリチコ市長(1995年世界選手権・銀)のSNSによって大きく取り上げられました。
IBA側は、今後も同国選手の国際大会への参加自体は保証すると強調。その一方で現在、参加自体が禁止されているロシアとベラルーシの選手に関して「国際大会に戻る日が来た」とも宣言し、戦闘状態にある以上3カ国の選手を、国際舞台で平等に扱う意向を示唆しました。
(開催中のヨーロッパ・ジュニア選手権)
クリチコ市長のSNS投稿