10月14日から22日までモンテネグロのブドヴァで開催されたヨーロッパ女子選手権では、30の国と地域から、エリート(19歳以上)の代表選手が154名出場。全12階級のトーナメント戦で、アイルランドとウクライナが金メダルを3個ずつ獲得しました。
国民的人気アスリートであるケイティ・テイラー選手が、かつて競技の象徴的存在だったアイルランドは、現在も女子チームを維持し、銀メダルと銅メダルも2個ずつ獲得。銀1個・銅2個のウクライナを僅差で上回りました。総合成績3位はブルガリアの金1・銀2・銅1。4位は金1・銀1・銅3でイタリアでした。
この大会についてEUBC(ヨーロッパ・ボクシング連盟)のイオアニス・フィリパトス会長は、今年、エレバン(アルメニア国内)で開催されたヨーロッパ男子選手権と同等の激闘だったと内容を高く評価しました。
今後の大陸選手権では、11月1日から12日(競技期間)までアジア選手権が男女両方を対象にアンマン(ヨルダン国内)で開催されます。
(ヨーロッパ連盟による決勝戦の中継)
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