リングが5基あるなど環境が充実!
今月7日からロシアのエカテリンブルクで開催される世界選手権に向け、先月26日に成田空港を経った日本代表メンバーは、開催国ロシアの首都モスクワから、東に1750キロに位置するズラトウースト市内の体育施設で最終調整に入っています。
調整から同行している全日本コーチは、ウラジミール・シン氏、小山田裕二氏、平野義幸氏、本博国氏の4氏。施設1階のリングは5基と恵まれ、2階にもサンドバッグやパンチングボールが豊富。そこで全日本の練習には、ロシアの代表や補欠、ベネズエラ、イスラエルの代表も加わって、国際感覚を養うためにベストな練習ができています。加えて練習には、1990年前後、ユーリ・アルバチャコフ氏(1989年世界選手権・金メダリスト)らと来日し、プロボクシング界で活躍したスラフ・ヤノフスキー氏(写真中央=1988年ソウルオリンピック・金メダリスト)やジミン・アレクサンドル氏(旧ソ連ヘッドコーチ)といった古きファンには懐かしい顔ぶれもあるようです。
全日本チームは今月6日に、バスで約2時間半をかけて移動し、エカテリンブルクに入る予定です。がんばれニッポン!
【2019年世界選手権・日本代表】
フライ級(52kg級:柏崎刀翔 選手(福井県スポーツ協会)
フェザー級(57kg級):村田昴 選手(自衛隊体育学校)
ライト級(63kg級):成松大介 選手(自衛隊体育学校)
ウェルター級(69kg級):岡澤セオン 選手(鹿児島県体育協会)
ライトヘビー級(81kg級):梅村錬 選手(拓殖大学)