新型コロナ禍において、ようやく国内選手権が開かれ始めたアジア・ボクシング界。その中で、いまだ情勢が不安定な中東のアフガニスタンでも国内選手権が始まり、首都カブールで280選手がそのトーナメントにエントリーしました。
ボクシング競技レベルが飛躍的に高まる中東で、戦火の絶えなかったアフガニスタンも、近年はアジア圏の国際トーナメントへ熱心に参加しており、日本のプロボクシング界でも、アフガニスタン出身のクドゥラ金子選手がデビューから12連勝、初代日本ユース王者として活躍しました。これは、オリンピック競技でも屈指の加盟国数を誇るボクシングの「世界中どこにでも存在する」を象徴した一つかも知れないですね!