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東京五輪】最終予選中止のBTFにAIBAが連携を提案

2021-02-20 15:28:51

 東京オリンピックの世界最終予選中止を決めたIOC(国際オリンピック委員会)のBTF(ボクシングタスクフォース)に、現在、関係を遮断されているAIBA(国際ボクシング協会)は、「決定を尊重する」とした上で異議を唱える声明文を出しました。
 6月にフランスのパリで開催予定だったこの最終予選では、男女13階級で合計53の出場権が争われる予定でした。しかし新型コロナウイルスのパンデミックが収束しないため、BTFは2月12日の理事会で同予選中止を決定。過去4年に行われた主要大会の成績を得点化したランキングを優先順位に用いることを発表しました。
 これについてAIBAは「選手の夢をかなえるためには、何よりオリンピックでボクシングを実現させることが重要です」と、中止に一定の理解も前置きした上で「予選開催はまだ可能でしたた。ランキングは、理論上は公正で民主的ですが実際は明確ではありません」として、世界ユース(17歳~18歳)選手権などが対象になっていないことから「2001年から2002年に生まれた選手が不利になる」などの根拠を挙げました。
 AIBAはガバナンス、財政、ジャッジングの公平性に関して問題が解決しない限り、IOCから公認団体を除外され、東京オリンピックの関与も遮断されています。BTFはAIBAに代わってオリンピック・ボクシングを運営するため、IOCが独自に設けた専門家チームです。
 AIBAは「選手とコーチの幸せを守ることが私たちの絶対的な優先事項です」として、予選開催に連携を提案する言葉も添えました。

(リオ五輪の最終予選 ©AIBA)

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