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AIBA会長選】ドミニカ人立候補者に違反疑惑で騒動に

2020-10-22 17:21:50

 12月中旬にAIBA(国際ボクシング協会)がオンラインで開催する会長選挙に立候補を表明した4人の中で、同協会名誉副会長のドミンゴ・ソラーノ氏(ドミニカ共和国)に、選挙法違反の可能性が出ていることが国際メディアで報じられ、ドミニカ共和国ボクシング連盟はそれに強く反論しました。
 南北・米大陸のボクシングを統括するAMBC(米大陸ボクシング連盟)のオスバルド・ビスバル会長によれば、ドミニカ共和国周辺の9カ国から支払われるはずの会費、総額およそ450万円が、ドミニカ共和国連盟から事前の承認なく、すべて振り込まれたため、AMBCが「対象の9カ国が、次の選挙で投票権を得るために支払ったのではないか」とAIBA倫理委員会に報告したとのことです。
 ソラーノ氏は4年前に辞任するまで、38年間、ドミニカ共和国連盟を指揮していました。AIBAの選挙規則では「いかなる理由でも、選挙に影響を与える者に、寄付や贈り物など、利点や利益を与えてはいけない」とされています。
 この報道を受け、ドミニカ共和国ボクシング連盟は「ソラーノに相談する時間がなかった」と本人の潔白を主張した一方で、「ソラーノと関連づけることは、悪意のある選挙妨害だ」と反論の姿勢も取り、AIBA倫理委員会に苦情を提出したとのことです。
 同委員会のベルンハルト・ウォルテン委員長は「適切な決定を下す」とコメントしています。

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