ホーム
お知らせ
大会
会員登録
お問合せ

ホーム > 【欧州】ウイルス感染源は五輪予選?AIBAが医療調査へ

欧州】ウイルス感染源は五輪予選?AIBAが医療調査へ

2020-03-28 14:17:24

 英国ロンドンで行われていた東京オリンピックのヨーロッパ予選に参加していた6名から新型コロナウイルス『COVID-19』の陽性反応が確認されたことを受け、AIBA(国際ボクシング協会)は、感染の原因がその予選であったか、同協会・医療委員会によって調査すると発表しました。
 この発表はモハメド・ムスタザンAIBA暫定会長の声明として行われ、その中でムスタザン氏は「感染したボクサーとコーチのキャリアを守るため、合併症なしですぐに回復することを願っています」とコメントしました。
 また、この感染拡大の影響で東京オリンピックの本戦も延期が決まっていることを受け、AIBAは、世界選手権などの2021年計画を「オリンピックの日程が決まるまで待つ」という意志表示も行いました。これらについて、AIBAは28日、実行委員会と電話会議で議論する予定です。
 東京オリンピックのヨーロッパ予選は、今月14日から3日間の実施後にCOVID-19の被害拡大から中断され、今回の陽性反応は、帰国後のトルコ人選手2名、コーチ1名とクロアチア選手1名、役員2名から確認されました。ただ、感染源に確信はなく、予選を管理していたIOC(国際オリンピック委員会)のボクシング・タスクフォースは、感染者とヨーロッパ予選を安易に結びつけた報道に遺憾の意を示し、「多くのヨーロッパ予選参加者はさまざまな国で合宿を行っていた。そして、だいぶ前に帰国していることから、感染源を把握することは不可能です」と反論していました。

◎ご紹介

本連盟によるボクシング情報の発信は、下記のSNSでも随時おこなっております。フォローをぜひお願いいたします。