5月26日、AIBA（国際ボクシング協会）はアゼルバイジャン企業との間にあった約11億円の負債を全額返済したことを発表しました。この負債は、AIBA初のプロボクシング式イベントであったWSB（ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング）への融資などで深刻化し、IOC（国際オリンピック委員会）との関係が一時遮断された現在、同委員会からの助成金停止によって、解決は困難と見られていました。
　また、この負債の解決はAIBAにとって、オリンピックへの関与を含めたIOCとの関係再開への重要課題の一つとなってきました。
　ロシア企業との提携などにより、財源を回復させたAIBAは、国内連盟や大陸連盟への助成金も開発資金として用意しています。

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