AIBA(国際ボクシング協会)は、ロシア半国営の天然ガス独占企業『PJSCガスプロム』とゼネラルパートナーの協力協定を結び、2022年末まで、男女の主要な世界選手権のパートナーとして連携することを発表しました。
契約などは開示されていませんが、同ガス会社の経営で代表を務めているセルゲイ・クプリヤノ氏は「私たちは長年サポートしてきた様々なスポーツに、ボクシングなどの人気のある重要スポーツを追加している」と方針を述べ、「若い世代のアスリートに成長の機会を与えるだけではなく、すべての大陸の現チャンピオンをサポートすることもできる」と意欲を示しました。
オリンピックの公認団体に再起する条件として、およそ十数億円の負債の解決も求められてきたAIBAにとって、協定は、大きな追い風につながります。
(新たなロシアン・パワーで再生を図るAIBA)