現在の審判員ユニフォーム
ドバイで開催されているアジア選手権の前には、コーチと審判員の3スター試験が現地で行われました。その際、ASBC(アジア・ボクシング連盟)の審判委員会を、AIBA(国際ボクシング協会)の幹部も訪れ、会長のウマル・クレムレフ氏は「AIBAは審判員をボクシング・ファミリーとして支援するが、暴挙の報告を受けた場合は、この競技から永久追放する」と、強い言葉も用いました。
AIBAにとって「明解な判定」は2016年リオデジャネイロ・オリンピックで批判が多く出た際、IOC(国際オリンピック委員会)から解決を求められた重要課題の1つです。
クレムレフ氏は、審判員を「競技の方向性を決めるリーダーの一人」とし、公平性を求めた一方で「誤った判断で審判員が非難されてもいけないので、採点方法を改革している」とコメント。加えて近日、審判の新しいユニフォームも発表する意向を述べました。