インド・ボクシング連盟では、昨年からアジア選手権のホスト国に立候補し、延期を繰り返しながら開催が試みられてきましたが、同国で新型コロナウイルス感染症問題が悪化を極めている現状から、ASBC(アジアボクシング連盟)はこの選手権について、5月21日から31日のニューデリー(インド)開催から、5月21日から6月1日のドバイ(アラブ首長国連邦)開催に変更したことを発表しました。
「東京オリンピックへの最も重要な準備」も意識されたこの大会では、同オリンピックと同じく1980年から2002年生まれの選手が対象となりますが、実施する階級は、男子・女子とも2019年の変更以前の体重区分が発表されています。
[男子]
ライトフライ級(49kg)、フライ級(52kg)、バンタム級(56kg)、ライト級(60kg)、ライト級(64kg)、ウェルター級(69kg)、ミドル級(75kg)、ライトヘビー級(81kg)、ヘビー級(91kg)、スーパーヘビー級(91kg以上)
[女子]
ライトフライ級(48kg)、フライ級(51kg)、バンタム級(54kg)、フェザー級(57kg)、ライト級(60kg)、ライト級(64kg)、ウェルター級(69kg)、ミドル級(75kg)、ライトヘビー級(81kg)、ヘビー級(81kg以上)
日本は、このアジア選手権にはインド開催の時点で派遣の見送りを決めており、5月1日から31日(帰国後の隔離期間を含む)は、ロシア・ハバロフスクへの遠征を計画しております。
(ライバル選手たちの現状を観るだけでも興味深い大会)