AIBA(国際ボクシング協会)は傘下のASBC(アジアボクシング連盟)が24日からアラブ首長国連邦のドバイで開催するアジア選手権に、総額で40万米国ドル(約4400万円)の賞金を割り当てることを発表しました。これは先月、同協会がスポンサー契約を結んだ世界最大の天然ガス企業『ガスプロム社』からの開発助成金の対象になります。
男女合同開催の今大会では各階級の金メダルに10000ドル、銀メダルに5000ドル、銅メダルに2500ドルの賞金がかかります。アジア選手権に賞金がかかったのは2008年大会以来で、AIBAが出資するのは初の試みです。
ウマル・クレムレフAIBA会長は「ボクサーこそが我々にとって最も重要な存在であり、賞金は彼ら、彼女らのやる気を高めるだけではなく、その家族の経済的安定を保証するためです。すべての参加者がリングで最善を尽くし、健康を維持できることを願っています」と激励しました。