2020年東京オリンピックの女子ボクシングにおける「予選代表選手」と「開催国枠の候補」を決めるボックスオフ。終了後の記者会見を元に前編・後編でインタビューをまとめました。(前編)
60kg・濱本紗也
(日本大学)
――勝ち残った感想は?
「オリンピックに近づけてうれしいですが、今のボクシングではオリンピックに出られないと思っているので、今後の大会でしっかり結果を残していきたいです。ガンガン攻めて体格でも負けないようにしたいと思います」
――今日の試合内容については?
「1ラウンド目を取られてしまったのは、待ちすぎた、見すぎたっていうのがあったので、2ラウンド目からガンガン攻めました。その攻めを1ラウンド目からできるように修正してきたいです」
――濱本選手のボクシングの持ち味は?
「スピードとまっすぐのパンチだと思うのですが、今日みたいちょっと大きくなっちゃったり、雑になることがあるのでそれをなくして行きたいです」
――濱本選手にとってオリンピックとは?
「出たことがないから分からないのですが、とにかく自分のボクシングで金メダルを取れるように頑張ります」
69kg・鬼頭茉衣
(中京大学・大学院)
――今の心境は?
「私は今日、試合がなかったんですけど3試合を見てすごくいい刺激をいただきました。結果がすべてだと思っているので、いい試合ができるように頑張りたいと思います」
――鬼頭選手のボクシングの持ち味は?
「タフなことだと思うんですけど、それがゆえに余計なパンチをもらってしまうことが多いので、もらわずして打つということを意識して練習したいなと思っています」
――鬼頭選手にとってオリンピックとは?
「4年に1度のオリンピックが日本で行われ、それが自分が現役の時に行われるのはすごくチャンスでもあるので、しっかりモノにできたらいいなと思います」
75kg・津端ありさ
(西埼玉中央病院)
――勝ち残った心境は?
「まだ経験が浅いんですけど、今自分ができることを一生懸命やって、自力でオリンピックに出られたらうれしいと思っています」
――津端選手のボクシングの持ち味は?
「それが何かわからないくらいの経験なんですけど、3ラウンド動けるようにしっかり体力をつけたいと思っています。パワーと気持ちで負けないで当たって行けたらいいなと思っています」
――津端選手にとってオリンピックとは?
「日本で行われるオリンピックなので普段頑張っているボクシングを家族に観に来て頂きたいので、出られるように頑張ります」