東ヨーロッパのアルバニアでナショナルチームのコーチだったスコーダー・クルティ氏が新型コロナウイルスが原因で死去した知らせを受け、EUBC(ヨーロッパ・ボクシング連盟)は「1959年からの生涯で、ほとんどをボクシングに費やしたアルバニアの先駆者だった」と哀悼の意を表しました。
選手時代のクルティ氏はアルバニアの国内王者として活躍し、引退後は、息子のレナートもナショナルチームの選手となる中で、首都ティラナで30年間にわたってコーチを務めてきました。
ヨーロッパにおける新型コロナウイルス問題では、イギリスで東京オリンピックの大陸予選に参加していた複数のトルコ人、クロアチア人関係者に陽性反応が報じられた他、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの男子91kg級・金メダリストであるエフゲニー・ティシェンコ選手(ロシア)にも陽性報道がありましたが、後者については本人が「4月30日の検査で陰性だった」と否定しています。