IOC（国際オリンピック委員会）から2020年東京オリンピックへの関与を除外されているAIBA（国際ボクシング協会）では、信頼回復のためにパナマで行われた初の大陸フォーラム（アメリカ大陸対象）の結果も踏まえ、1月22日、中国の厦門で改革委員会が2回目の会議を開き、AIBA新法令の草案を議論し、出席した常任理事に承認されました。
改革委員会の議長である中国のウー・ディー氏は、改正に携わった関係者への努力に感謝を示し、「改革へのプロセスが成功するために今後数カ月間、我々は一生懸命作業する必要がある」と述べました。
次の大陸フォーラムは、2月29日にイタリアのアッシジでヨーロッパを対象に行われるため、AIBAは対象各国のボクシング連盟に参加を確認している最中です。モロッコのモハメド・ムスタザンAIBA暫定会長は「ヨーロッパではボクシングが非常に発展しているが、大陸独自の問題を抱えている。それを議論して段階的に解決していき、3月に行われるAIBA臨時総会の前日に、その進捗状況を通知したい」と約束しました。
厦門で会議を開いたAIBA改革委員会
