オリンピックでかつてはボクシング最強を誇り、ボクシングでの通算金メダル獲得数で現在も1位を誇る米国。この国の現役代表であるデューク・ラガン選手は、東京オリンピックが1年延期されたことを受け、中止となっていた米大陸予選は待たず、プロボクサー活動に専念する方針を発表しました。ラガン選手は2017年世界選手権と2019年米大陸競技大会で、56kg級の銀メダルを獲得した東京オリンピックの有力候補でしたが、すでに大手プロモーション会社との複数年契約が結ばれており、今月22日にプロボクシングの第1戦を控えています。
一方で米国チームは、その他の代表メンバーによる投票で、男子75kg級のジョセフ・ヒックス選手と女子同級のナオミ・グラハム選手をチーム・キャプテンに選びました。
(2019年米大陸競技大会・56kg級決勝)
一番左がラガン選手(Photo by AIBA)