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AIBAフォーラム】「すべての国に強いボクサー」を目指して毎年開催の意向

2020-01-26 03:58:37

AIBA史上初の公開討論

(Photo by AIBA)

 

 これまでオリンピックのボクシング競技を管理していたAIBA(国際ボクシング協会)は1月18日、パナマシティで大陸フォーラムを初開催し、アメリカ大陸で集まった38の国内ボクシング連盟の代表に、モハメド・ムスタザンAIBA暫定会長とウマル・クレムレフAIBAマーケティング委員長らが感謝を示しました。

 

理想を口にしたクレムレフ氏

 

 IOC(国際オリンピック委員会)から関係を凍結された理由となるAIBAの様々な課題について、各国の連盟から意見を聞きたいとして、苦情や問題提起の場を設けたクレムレフ委員長は「AIBAは機能停止しておらず、活発にボクシングに注意を払っていることを証明したい」と述べ、「ボクシングはアスリートとコーチによって始まり、彼らが最優先となる。私たちは、すべての国が優秀なボクサーを持って競争させることが必要だ。強豪国が多く生まれれば連帯感も高まり、AIBAがさらに強くなる」という理想のため、今後は毎年フォーラムを開催する意向を改めて強調しました。
 ムスタザン暫定会長はフォーラムの中で、財政の現状について尋ねられると「AIBAには中国とアゼルバイジャンの企業への大きな負債があるが、不幸中の幸いであるのは、これらの国がスポーツの中でボクシングに深く関わっていること」と説明し、クレムレフ委員長は「それを解決するために様々な努力が行われた。もうすぐAIBAでは持続可能になり、各国のボクシング連盟は、小さな国の国際大会派遣などを助けることになる」と期待しました。
 他にも、 八百長疑惑の払拭のために改善を求められている採点システムについては「センサーやマルチカメラでの撮影を導入し、“試合のデジタル再構築”が行われていること」が説明されました。

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