フランスの誇る男女トップボクサー、ソフィアヌ・ウミア選手と
エステル・モッセリー選手と共に会見に臨んだクレムリョフIBA会長
IBA(国際ボクシング協会)のウマール・クレムリョフ会長は、パリ(フランス)で開催した記者会見で、IOC(国際オリンピック委員会)による公認団体資格取り消しに抗議する控訴について、「もしCAS(スポーツ仲裁裁判所)での判決が不利な内容であっても、スイスの連邦最高裁判所に訴える準備がある」と述べ、すでにそのための専門家を用意していることを明かしました。
他にクレムリョフ会長は来月9日、岡澤セオン(株式会社INSPA)も準プロボクシングルールの賞金マッチに臨む『チャンピオンズナイト』と合同開催されるIBA通常総会に、204の国内競技連盟が参加する予定であることを挙げ、現在もIBAが多数の加盟国を維持していることから「IBAこそがボクシングの本拠地である」と宣言しました。
同協会の運営資格が取り消しになっているため、パリ・オリンピックではIOC内部の専門家チームがボクシング競技を運営する予定です。
12月9日のチャンピオンズナイト
オリンピック開催地でのアピールがおこなわれました。