先のアジア競技大会での金メダルを獲得し、2024年パリ・オリンピック出場を内定させた男子71kg級日本代表・岡澤セオン(写真=株式会社INSPA)が、12月9日、ドバイ(アラブ首長国連邦内)で開催されるIBA(国際ボクシング協会)のプロ形式ボクシングイベント『IBAチャンピオンズナイト』に出場します。対戦相手のサイジャムシド・ジャファロフ選手(ウズベキスタン)は、今年の世界選手権で銀メダルを獲得した強豪です。
岡澤は2021年の世界選手権・金メダリストで、同年にはチャリティ・イベント『LEGEND』にて佐々木尽選手(当時・日本ユース王者)、昨年にもタシュケントでの合宿中にアブドゥラスル・イスモリロフ選手(ウズベキスタン) とエキシビション戦で2度プロボクサーと拳を交えましたが、勝敗のつくプロ形式試合に臨むのは、これが初となります。日本代表自体にとっても当イベント参加は初となり、3分6ラウンド制、勝敗によってファイトマネーが変動、上半身を裸で競技するなどが特徴です。
IBAはこのイベントを「旧来の国際トーナメント大会で好成績を収めた選手に贈るボーナスマッチと認識してほしい」と説明している他、イベントと合同で通常総会も開催する予定で、こちらも注目です。