IBA(国際ボクシング協会)は、女子世界選手権イスタンブール大会の期間中である5月13日と14日に選挙を行います。
この選挙で理事は28名から18名に減り、その選出過程(ガバナンス)が健全である証明は、IBAが2028年ロサンゼルス大会以降のオリンピックで、再びボクシング競技の管理権を持つために、重要であると見られています。
同オリンピックでは、ボクシングを含めた既存の3種目が、計画リストから外されており、IOC(国際オリンピック委員会)はその理由として、IBAに与えた課題に未解決なものがあると説明されました。その課題の1つが『ガバナンス』です。
次期理事は下記で構成されます。
①会長:1名
②各大陸連盟の代表:5名
③選手:2名
④独立役員:10名
④では「半数が女性であること」と「各大陸から少なくとも1名が選ばれること」が規約となります。
推薦の締め切りは来月2日で、IBAは公式ウェブサイトで「前例のない適格性チェックを通った候補者が、4月22日までに発表される」と報告しました。その他の課題である『判定への懸念』や『財務の透明性と持続可能性』を解決するためにも、重要な選挙となります。