女子世界選手権の開催期間中となる5月13日と14日、イスタンブール(トルコ)で開かれるIBA(国際ボクシング協会)の会長選挙には、現職のウマール・クレムレフ氏(ロシア)に加え、ファンデル・フォルスト氏(オランダ)が立候補を表明しました。IOC(国際オリンピック委員会)の公認団体に復帰できていない同協会の課題を解決する上でも、今回の会長選挙は重要視されています。
クレムレフ氏とフォルスト氏は2年前の臨時選挙で最終投票を競った間柄でした。クレムレフ氏は、ガフール・ラヒモフ氏(ウズベキスタン)が任期途中で辞任してから不在となっていた同職をその選挙で引き継ぎ、今後4年間の任期も続けて行う意欲を示しています。
電子投票による会長選挙を含む今回の臨時総会では、理事職も「28名から18名への縮小」と「女性5名以上、各大陸連盟の代表者1名以上」の条件で選出されます。