2022年を“アフリカの年”と宣言しているIBA(国際ボクシング協会)は、国際ボクシングデー(8月27日)の祝典も、今年はアフリカ中部、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで開くことを発表しました。
第1回世界選手権の記念日に定めた祝典は、昨年、ベオグラード(セルビア国内)で開催され、ロイ・ジョーンズ・ジュニア氏ら新旧のトップ・ボクサーが参加しました。
キンシャサは1974年10月30日、モハメド・アリ選手(本名カシアス・クレイ=米国)対ジョージ・フォアマン選手(同)のプロボクシング世界タイトルマッチが行われた都市としても知られ、40連勝中だったフォアマン氏からアリ氏が逆転KOで勝利した大番狂わせは「キンシャサの奇跡」として語り継がれています。アリ氏は1960年ローマ・オリンピックのライトヘビー級・金メダリスト、フォアマン氏は1968年メキシコ・オリンピックのヘビー級・金メダリストです。
(昨年の祝典)