国際ボクシング協会（IBA）は、アイルランド国内を統括するアスレチック・ボクシング協会（IABA）とスイス国内を統括する「スイス・ボクシング」が、「他のボクシング団体への認知を申請しない決定を歓迎します」と公式ウェブサイトなどで報告しました。
両国のボクシング団体は、今年、IBAの外部で新たに発足されているワールドボクシング（WB）への加盟に向けたIBA脱退の意向を示してきました。しかし、国内役員に決議を取った結果、それぞれ脱退決定に必要な支持率に達しないことが確認されました。
IBAのクリス・ロバーツ臨時事務総長兼CEOは、これらについて「意思決定者が他の役員の意見を確認せずに実行したこと」を原因として、「オープンな対話と民主的な決定」が国内団体の管理にも必要であるとコメントしています。
また、IBAは「競技のあらゆる側面で国内連盟と選手をサポートし続ける準備が整っている」と財源の安定性をアピールし、別の国際団体との二重加盟を認めない方針を示しました。
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