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IOC】会長がAIBAに「改革が進展していない」との見解示す

2020-10-07 15:04:18

 ガバナンス(統治のプロセス)の改善を目指し、12月中旬の会長選挙実施に向かうボクシングの統括組織AIBA(国際ボクシング協会)に、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は「改革に進展がないので心配している」との懸念を示しました。
 IOCはAIBAに「ガバナンス」、「財務」、「倫理」、「審判」の問題が未解決であるとして、昨年5月に関係を一時的に凍結させ、助成金を停止し、東京オリンピックへの関与も禁じました。
 AIBAは2024年のパリ・オリンピック前にこれを解除させるため、現在、正規会長の就任で改善を示そうとしているのが「ガバナンス」です。18ヶ月前にウズベキスタンのガフール・ラヒモフ前会長が辞任後、AIBA では、 モロッコ人のモハメド・ムスタザン氏が暫定会長を務めていますが、本来であれば12ヶ月以内に正規の会長を就任させる必要がありました。
 バッハ会長は、IOCモニタリンググループの監視報告が文頭のコメントに関する根拠であるとしています。
 IOCではAIBAを東京オリンピックの運営から除外した代わりに、国際体操連盟会長の渡辺守成氏を座長としたBTF(ボクシング・タスクフォース)を設け、同オリンピック予選の運営や新採点機の開発を行っております。こちらも、パリ・オリンピック以降の継続を想定しています。

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