35の国と地域から221選手(男子151・女子70)が出場した東京オリンピックのアジア・オセアニア予選は、男子8階級・女子5階級で63選手が本戦出場の切符を手に入れました。メダル・ランキング1位は金4・銅2のメダルを獲得した中国。これに続いたのは金3・銅3のウズベキスタンで、3位は金2・銀2・銅4のカザフスタンでした。日本は女子51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)と女子57kg級の入江聖奈(日本体育大学)の銀メダル獲得で10位。この予選結果は東京オリンピック本戦におけるシードにも影響されます。
新型コロナウイルスの被害が国際的になって以来、中国は国外に退避して調整を行い、今後も外国での合宿を続けます。大会直前にヨルダン政府から入国規制の対象に決まった韓国の選手団は、同ウィルスに関する陰性診断書の提示で入国を許可され、金1・銅1のメダルを獲得しました。一方で北朝鮮やトルクメニスタンといった有力な国が、参加を断念しました。
3月14日からイギリスのロンドンではヨーロッパ大陸予選がスタート。すでに抽選会も終わっています。
入江聖奈&並木月海