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全日本選手権】激闘で決着!「バウトレビュー」は2試合

2019-11-24 23:54:52

ロンドン・オリンピック代表の鈴木康弘を

破って最優秀賞の岡澤(一番左)

 

 鹿児島県の阿久根市総合体育館で行われてきた『第89回全日本ボクシング選手権大会』は24日の最終日、全8階級の決勝戦が行われました。
 今大会は準決勝戦から、東京オリンピックの代表選考を兼ねない49kg級と60kg級の試合で、ラウンド終了時の途中採点の公開がテストされた他に、国際大会ですでに導入されていたバウトレビューも認められました。これは判定直後、セコンドがイエローカードをレフェリーに渡し、再確認して欲しい点を書面で具体的に示すことによって、場内に複数設置されたビデオカメラでジュリー(上級審判員)が審査するシステムです。

 

イエローカード後に異議の

書類に記入する坪井陣営

 

 今回の決勝戦では、52kg級の坪井智也(自衛隊体育学校)vs田中亮明(中京高校)で後者が2-3で勝った判定と、81kg級の鬼倉龍大(茨城県連盟)vs梅村錬(拓殖大学)で後者が1-4で勝った判定への異議申し立てが認められましたが、田中と梅村が勝者であるままとなりました。
 国際大会でのバウトレビューには毎回1000米ドル(約10万9000円)が必要とされ、正当性が認められた場合のみ、全額が返却されます。今年、開催された世界選手権のうち、男子大会では1試合、女子大会では2試合の判定が覆りましたが、大半は却下されました。指導者には、短時間で抗議点をまとめる訓練も求められるかもしれません。

 結果は下記の通りです。

決勝戦の試合結果

大会とトーナメント結果

 

左から梅村錬・森脇唯人・岡澤セオン・成松大介・堤駿斗・田中亮明

 

 52kg級、57kg級、63kg級、69kg級、75kg級、81kg級の優勝者は来年行われるアジア・オセアニア予選(2月、中国・武漢)、世界最終予選(5月、フランス・パリ)への出場権を獲得し、男子4階級に与えられた開催国枠の候補にもなりました。大会の技術賞には57kg級優勝の堤駿斗(東洋大学)、敢闘賞には75kg級優勝の森脇唯人(自衛隊体育学校)、優秀選手賞には63kg級優勝の成松大介(自衛隊体育学校)、最優秀選手賞には69kg級優勝の岡澤セオン(鹿児島県体育協会)が選ばれています。

63kg級の藤田健児 vs 堤駿斗