先月の会見での予選代表メンバー
東京オリンピック・アジアオセアニア予選の開催地ヨルダンは、今朝、日本のお隣り韓国についても「出国から14日間の隔離期間がなければヨルダンへの入国を認めない」という規制を発表しました。こうした中東全体の流れの対策として本連盟では昨日、日本代表の28日出発予定を前倒しし、「一刻も早い現地入り」を目指して明日25日からヨルダン派遣を開始することをマスメディア関係者に報告しています。
本連盟の副会長・菊池浩吉は「昨日、この動きを確認して対策を検討してきました。日本への入国制限はまだ発せられていませんが、時間の問題と判断し、1日でも早く現地入りをさせたいと考えております。航空券の都合上、まとまった出発にはならない可能性がありますが、選手を最優先として、コーチ陣も順次入国させる予定です」とコメントしました。派遣そのものへの懸念については「これまでナショナルトレーニングセンターで最善の感染防止策を行っており、選手がオリンピックに対して人生をかけている時に、この対応が必然的サポートだと考えています」と回答しています。
【アジア・オセアニア予選の日本代表と階級の通過枠】
男子52kg(フライ)級:田中亮明(中京高校教員)=6枠
男子57kg(フェザー)級:堤駿斗(東洋大学)=6枠
男子63kg(ライト)級:成松大介(自衛隊体育学校)=6枠
男子69kg(ウェルター)級:岡澤セオン(鹿児島県体育協会)=5枠
男子75kg(ミドル)級:森脇唯人(自衛隊体育学校)=5枠
男子81kg(ライトヘビー)級:梅村錬(拓殖大学)=5枠
女子51kg(フライ)級:並木月海(自衛隊体育学校)=6枠
女子57kg(フェザー)級:入江聖奈(日本体育大学)=4枠
女子60kg(ライト)級:濱本紗也(日本大学)=4枠
女子69kg(ウェルター)級:鬼頭茉衣(中京大大学院)=4枠
女子75kg(ミドル)級:津端ありさ(西埼玉中央病院)=4枠