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全日本社会人選手権】モチベーションは十人十色!伝統大会への情熱は健在

2019-10-24 10:18:29

閉会式の様子

 

女子・決勝のハンドラップ着用

社会人選手権でも義務付けられた

 

 10月17日から20日にかけて北ガスアリーナ46(北海道札幌市)では、第71回全日本社会人ボクシング選手権 も全日本女子選手権と合同で開催されました。
 同女子選手権の3倍以上の歴史を持つこの社会人選手権に情熱を燃やす成人男子は、全国各地に今も少なくありません。学生時代に部活動でこの競技に没頭し、就職後に趣味や指導の一環で競技に携わっている出場選手も多いですが、社会人になってからボクシングジムに通い始めた選手や、自衛隊体育学校に所属する競技専念型もしばしば参加してきます。モチベーションが十人十色なのが、この社会人選手権なのです。
 今回、異彩を放ったのはヘビー級の決勝戦。赤コーナーの阿部陽輔(K&Kクラブ)はサッカーJ1リーグの元キーパーで、青コーナーの遠藤幸佑(トヨタ自動車)はラグビー元日本代表のウイング、フルバックでした。別競技の逸材同士によるボクシング対決は、3対2の割れた判定で阿部のポイント勝ち。パワフルなパンチの交錯もさることながら、彼らの参戦自体、この競技の面白みを再確認させてくれたと言っても過言ではありません。全トーナメント結果は [コチラ]です。

 

【ライトフライ級】
優勝:渡辺大希(北海道・一拳ジム)
準優勝:村瀬敢太(愛知・稲熊製作所)

 

【フライ級】
優勝:吉田大晟(愛媛・愛媛綜合警備保障)
準優勝:岡本裕(三重・いずみ)

 

【バンタム級】
優勝:内山雄平(愛知・享栄高校教員)
準優勝:北浦龍馬(長崎・長崎鶴洋高校職員)

 

【ライト級】
優勝:大久祐哉(鹿児島・エンジャパン)
準優勝:松本拓也(東京・富士紡ホールディングス)

 

【ライトウェルター級】
優勝:田村勇人(広島・大竹ボクシングクラブ)
準優勝:幸政弘(東京・警視庁第三機動隊)

 

【ウェルター級】
優勝:鈴木康弘(北海道・K&Kボクシングクラブ)
準優勝:落合佑季也(群馬・群馬県ボクシング連盟)

 

【ミドル級】
優勝:近藤陸(埼玉・自衛隊体育学校)
準優勝:遠藤広大(福島・八ッ橋設備)

【ライトヘビー級】
優勝:沓名紀征(鹿児島・鹿児島県体育協会)
準優勝:嘉納幸博(兵庫・桜井市役所)

 

【ヘビー級】
優勝:阿部陽輔(北海道・K&Kボクシングクラブ)
準優勝:遠藤幸佑(東京・トヨタ自動車)

 

【スーパーヘビー級】
認定優勝:井手好鷹(長崎県央バス)

 

(写真:警察官の幸政弘を破って9年ぶり優勝の田村勇人=左=)

 

(写真:閉会式後、撤収作業中だった往年の社会人王者・安川浩樹氏=左=と、今月は国体と社会人選手権でダブル優勝を収めた鈴木康弘=右=。両者はかつて北海道選手権で対戦し、安川氏がのちのロンドン・オリンピック代表に圧勝した)

 

(写真:大賀寛倫が7年ぶりの復帰も、試合中に右ヒザを傷めて無念のリタイア)

阿部陽輔 vs 遠藤幸佑

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